豊洲五丁目・六丁目合同で開催された「地域防災訓練」に参加してきました。
場所は、五丁目にある豊洲西小学校。
プールなどを利用したことがないので豊洲西小学校って、初めて入りました。
正面から入ると2階に天井が高い大きな体育館があります。
きれいで立派だなーっ。
地域の防災訓練は初参加です。
「清水建設」さんが展示していた豊洲の立体模型。
こうやって見ると「ブランズタワー豊洲」が思ったよりでかい・・・。
そこに集まっていた人たちと「東京BRT」の話になりました。自分は、新橋から晴海間を走るバスみたいなイメージだったのですが「豊洲」にも来るんですね(^^;)
個人的には使わなそうですが、それは便利になりますねぇ。
最初の開会挨拶の後に豊洲西小学校の校長先生のお話がありました。
豊洲西小も備蓄があるそうですが現在、700人いる子どもたちに渡すとあっと間になくなる量とのこと。
やはり、各家庭ごとにしっかり水と食料は備蓄しておく必要がありそうです。
地震があった時に学校としてどう対応するのか。
避難所としてどれぐらい収容できるかなどの説明もありました。
江東区が定める試算によると豊洲西小には、計算上では1706人収容できるとのことですがかなりギュギュウ詰めの状況のようです。
今回の防災訓練の最大のキモだったのが「SNS(ソーシャルメディア)」と「AI(人工知能)」を使った情報伝達訓練でした。
用意された仮の「SNS災害掲示板」に参加者が投稿するとそれを「AI」が内容を解析。内容の分類によって地域内の現在の被害がどういう状況なのかを把握できるというものです。
会場の後ろに展示されていた「シーン」を参考にして、参加者が用意されたSNSに投稿していきます。
コツとしては、はっきりとマンション名や場所、状況をしっかり、ひとつずつ書くことでした。
みなさん、様々なシチュエーションでスマホから投稿していきます。
投稿された内容は、マンション名や火災や怪我などにAIが仕分けして、解析されます。これを各マンションの防災担当や消防の人が把握して、救助に役立てるというわけです。
直下型の巨大地震が来て「果たしてネットのインフラが生きてるのか・・」というツッコミはあると思うのですが利用できる状況だった場合は、かなり役に立つと思いました。
今回の参加実験で色々と課題も見えたようです。
こういう実験は、全国的に見ても初だそうで「豊洲発」となる仕組みが広がっていく可能性もあるとのことでした。
是非、実現してほしいものです。
こんな投稿もあって笑いましたw
その後は、AEDを使用した応急救護訓練や
ARシュミレーターで「火災時の煙」、「水没」などを体験しました。
「消火体験」もさせていただきました。
参加者には、フードトラックによる炊き出しの提供もありました。
用意されたのは「しらす鮭丼」。
もう一つは、「鯖カレー」でした。
訓練結果の報告でどなたがが話していたのですが「豊洲」のような高層マンションがある地域での大きな災害時のデータはまだ存在しないので実際に「高層難民」等の被害がどう出るのかは、わからないとのことでした。
だからこそ、我々は、しっかり想像力を働かせて準備をしておく必要はあると思います。
また、豊洲は災害に比較的「強い街」という認識があるようです。そのため、被害状況が酷いことになっていても国に救助活動を後回しにされる可能性もあるとのことでした。
今後、SNSなどが情報収集手段として利用されていくことになるので実際の被害がひどい場合には、被害の状況は声高にあげていったほうが良いとのことでした。
災害はいつ起こるかわかりませんのでそれを心に留める良いイベントだったと思います。
最後は、「お楽しみ抽選会」としてキッザニアのチケット(4名)と東京ディズニーランドのペアチケット(1名)が当たる抽選会もありました。
当選した方、おめでとうございます!
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